399「SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる」←2017/10/21 購入
SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる
- 作者: デボラ・ザック,栗木さつき
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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●元・米コーネル大学ジョンソンスクール(経営大学院)客員教員にして、オンリー・コネクト・コンサルティング社CEOによる、「時間管理」「自己管理」に関するメソッド本、。
●「マルチタスク」とは、その用語を使う人によっても意味は異なるが「複数のタスクを同時に処理すること」とするなら脳科学的にそれは不可能である。実際にそれは「タスク・スイッチング」を行っている状態の事で、下記のような弊害がある。
・注意力の散漫、低効率
・物事の優先順位がつけられていない。
・自分の状況を相手に説明できておらず、相手の要求に屈しやすい。
・相手に対する無礼(*相手は自分の要求に即座に反応して欲しいと期待はするが、気が散った状態で中途半端に対応して欲しいとは思っていない。)
・脳機能の低下
●職場
・メールチェックは日に3回「出勤:後」「昼休み:前」「退勤:前」にまとめて行う。
・「1×10×1」システム
→1分前後のタスク:今すぐ着手
→10分以内のタスク:1日のなるべく早いうちに取り組む
→1時間かそれ以上のタスク:今後2~3日の予定に組み込んで対応する
・会議やミーティングにはデバイスを持ち込まず、集中する。
・各種デバイスの電源をOFFにする。
・こまめに「休憩」をとる。
・1日に2回、30分程度の「空白タイム」を予定に組み込んでおいて、緊急の案件に対応する。
・今すぐ対応できないのであれば、その旨といつであればその件に集中して取り組めるかを相手に予め伝える。
オフの時間も基本的には「職場」での対応と変わらず。
・帰宅後1時間程度は各種デバイスの電源をOFFにし、家族や大切な人との時間や自分のやりたいことにほうを優先する。
*以前より「マルチタスク」的な手法で仕事をすることに限界を感じていたので、他にどんな方法があるのか、また「シングルタスク」とはどのように実行すればよいのか知りたくて。平易な文章。
……2017/12/10 読了(2週間程度)